2021年11月22日月曜日

長谷川式簡易知能評価スケールの長谷川和夫先生がお亡くなりになりました

 もう10年以上前、父を大学病院の神経科に連れて行ったときに、100から7を順番に引いてください。とか、これから言う3つの言葉を覚えておいてください、あとでまたお聞きしますから。とか、簡単な質問をいくつかして、父の認知機能を測った。

あとからその簡易な質問こそが長谷川式簡易知能評価スケールというのを知った。

1974年に公表され、その後1991年に改訂されたこのたった9つの質問。

専門家からはよく出来ていると評判。

高齢になると同時に複数のことができなくなるそうだ。

100から7を引くのは比較的簡単でも、次は93という数字を覚えておいて7を引かなければならない。この2つの作業を同時にできるか、というもの。

長谷川先生、ご冥福をお祈りいたします。合掌。

日常生活では料理。例えば一汁二菜を温かいうちにテーブルに出すには複数の段取りが必要。買い物まで含めるとかなり頭を使うことになる。

私たちが日常何気なくしていることだ。

父が亡くなった後、一人残った母には「昨日できたことが今日もできるか確認してね」と言ってある。

掃除でも料理でも買い物でも、私が母を手伝うことはない。あえて厳しく!(笑)

お陰でまあまあ元気で一人暮らしをしてくれている。

ちょっと用があってApple心斎橋へ