2014年4月15日火曜日

4月15日は「良い遺言の日」

4月15日は「良い遺言の日」 だそうです。

 大阪弁護士会館で遺言の寸劇と講演がありましたので、勉強してきました。
 寸劇は40分ほど「弁護士劇団ななころび」の役者さん(弁護士さん)が演じていましたが、これが「すごく上手い!!」
本当に弁護士か!と思うほど上手に演じておられました。
 このイベントのために俄かづくりした劇団ではなく、演劇が好きな弁護士さんが集まって普段から練習しているのだと確信しました。

 と、そんなことはどうでも良いのですが、肝心の中身は?

 子供のいない夫婦、内縁の夫婦、再婚の夫婦、行方不明者が相続人にいる、事業承継の問題がある…などに当てはまる方は遺言が必要。

と、これは世間でもよく言われていることですが、これだけでは争いは起こらない!
そう!現代の相続争いは介護がらみで起こる!!

■親と同居した子供が親の財布と自分たちの財布を一緒にしてしまって、他の兄弟から疑心暗鬼。
(そもそも同居しているのだから当たり前と言えば当たり前だのだが)

 ■同居していない子は盆と正月しか帰省しない。親のボケ具合が分からない。
(兄弟でマメに連絡を取り合って情報共有が大切)

 ■親が嫁の悪口を帰省した別の子供に愚痴る。
 (同居の嫁は煙たいもの。いちいち本気で聞いていてはダメ。一種の病気と思わないと兄弟仲が悪くなる。)

 寸劇も講演もユーモアたっぷり。大変勉強になるイベントでした。

大阪弁護士会館