2016年6月28日火曜日

マイナンバーカード作りました。^^

昨日マイナンバーカードを受け取りに行ってきました。
みなさんはお作りになりましたか?
高齢の方、特に女性は運転免許証やパスポートをお持ちでない方が多く、本人確認が大変な場合が多いですね。

郵便局は顔パスしてくれるところもありますが、お堅い最たるところ、銀行は半端なく本人確認をします。当たり前ですが・・・・

行政手続きや後見人の仕事をしていて多くの場面で顔写真付きの身分証明書の有り難さを実感することがあります。
4年前に亡くなった父は運転免許証の更新をしなかったことを後悔していました。
車の運転はしなくなったけど、身分証明書として更新しておけば良かった、と。

さて、マイナンバーカードの発行の手続きはこれまた大変な作業で、まずは証明写真が必要、次にアルファベットと数字を組み合わせた暗証番号を用意しなければならない、申請手続きがややこしい。
大切なカードなので手続きが複雑なのも仕方がないこと。

私の母なら証明写真の撮り方も分からなければ暗証番号を決めるのもおろおろすると思います。
若いときはなんでもないことが高齢になるとハードルが上がります。
そんな手続きでも前向きにとらえてご夫婦でカードを受け取りに来られていた方々には頭が下がります。


写真は京都苔寺に行ったときのものです。^^
雨の中マイナスイオンいっぱいを満喫しました。





2016年6月16日木曜日

昨年の認知症の行方不明者のデータが今日の新聞に掲載されていました

2015年、1年間に認知症が原因で行方不明になり警察に届け出があったのは延べ12,208人。
すごい数ですね。
問題は150人が年末までに発見されなかったことです。

行方不明になった女性が数年後に老人ホームで発見されたという話しがかなり前にニュースになっていて、家族が照会したにもかかわらず個人情報保護法がネックになってなかなか情報を開示でず長い間放置されたということでした。
個人情報保護法を勉強した私としては、「なんか勘違いしてるな~」という印象を受けてしまいます。
同法は個人情報を開示しない趣旨ではなく、個人情報を適切に使いましょうという趣旨で立法されたはず。
その女性は、保護されたときはまだ判断力があり、身なりもきっちりしていたが、家族とのかかわりがなくなるとだんだんと認知が進んでいったとのことだった。
残念でなりません。
高齢者の認知症対策で一番大切なことは社会や家族とのかかわりです。

そんなニュースが流れたからか、最近 警察は顔写真や身体的特徴を記した「迷い人台帳」をつくっているそうです。
高齢社会、横の情報共有が大切ですね。











2016年6月7日火曜日

マンション敷地内の素敵なアジサイ^^

一昨日、近畿地方も梅雨入りしましたね。
梅雨のイメージは、「最初はカンカン照りの空梅雨、終わる頃に甚大が被害が出るほどの土砂降り」ですが、今年は最初からシトシトモードです。

私の住むマンションは六甲山のふもと(中腹?)にあって、毎年きれいなアジサイが咲きます。
桜の季節の次に楽しみなのがこの季節。
アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。
同じ株でも違う色の花が咲くのもアジサイの魅力です。

数年前までは目に留まらなかった(マンションの敷地内にアジサイが植えられていることも知らなかった)アジサイがここ数年きれいに咲くのはオフシーズンの水やりなど、管理人さんの努力の賜物だと思っています。





2016年6月1日水曜日

高齢者と骨折と認知症

良い高齢者施設とは?
十分注意を払うが、骨折するリスクを承知で入居者を歩かせる。
ちらっとネットで見ただけなので詳細は分からないが、こんなコンセプトを持つ高齢者施設があるらしい。 

私が任意後見受任者をお受けして支援している80代の女性の方(Mさん)がある夜施設で骨折した。
担当のケアマネさんから連絡をもらった私は、その日の夕方入院先を訪問した。
これで寝たきりになって認知症がすすんでしまうのではないかという不安が私の脳裏をよぎったが、Mさんには「いい機会だから手術をしたらしっかりリハビリして歩けるようになりましょうね」と言ってその日は別れた。
日頃からお金がかかっても良いからもっとリハビリしたい、とおっしゃっていたMさんへのその場限りとも受け取れる激励を送ったことに少し罪悪感を感じながらいた。

ところが、である。手術後、リハビリ施設に移って1か月後、すっかりいきいきされて元気になられたMさんに、「骨折前よりお元気になりましたね〜」と言うと「そう言ってもらえると嬉しい」ととっても喜ばれたのだった。
Mさんが入院したリハビリ施設は毎日3回、1時間、たっぷりとリハビリをしてくれる。 

軽い運動(歩く)の大切さ、その意義を痛感したできごとだった。