2013年12月26日木曜日

認知症疾患医療センター指定病院

お元気で活発な方からよく「私、医者から認知症です、と言われています。」とお聞きします。
皆さんその診断に納得いっていないという印象を受けます。
「私はこんなこともあんなこともちゃんとできます!」といくら説明しても
「今の段階では認知症と判断せざるを得ません」とのことらしいのですが、そんなご経験の方は一度専門医に診てもらってはどうでしょう。

認知症疾患医療センター指定病院といって、厚生労働省が音頭をとって各都道府県に150箇所の専門医をおくことを目標にお金が出ているようです。

私の父は2年前に他界しましたが、亡くなる前に少し認知症のような症状があって認知症疾患医療センター指定病院の専門医に診てもらいました。
脳のスキャン画像をとったりして結果科学的に診断内容を説明してくれますし、今後の治療方針も決めます。
父は神戸大学付属病院の川又先生にお世話になりましたが、大阪にもあるはずです。
認知症は今のところ根治する薬などはできていませんが、早く対策をすることで進行を遅らせることは可能です。
認知症=お年寄り、仕方がない、などとネガティブにとらえるのではなく、科学的に説明を受けて納得して向き合うことが大切だと思います。