2016年11月18日金曜日

郵便局の見守りと私たち専門家の見守り

郵便局が高齢者の見守り事業に参入、という記事が今日のサンケイ新聞に載っていました。
来年3月には全国展開し、月額費用3,000円程度とのこと。利用しやすい料金設定だと思います。
ipadを利用し、警備会社とも提携して何かがあれば駆けつけてくれるそうで、高齢者にipadの利用方法を教える人件費がネックだそうです。
詳しいサービス内容は記事にはありませんでしたが、過疎地にもネットワークがある郵便局は高齢者支援のアンテナ的存在としてとてもアドバンテージがあると思います。
うちの母(82歳)と話しをしていると、郵便局の人が…とかコープさんが…とか○○病院が…というワードがよく出てきます。
すでに郵便局は地域に溶け込んでいますね。

私たち専門家も見守り契約をしますが、何かあって駆けつけるということはあまりありません。
専門家は、生活相談にのるとか、行政手続きを代理するとか、将来に備えて法的な相談に乗るなどに利用してくださいね。



事務所のコピー機 新調しました。^^


2016年11月16日水曜日

「受動喫煙のない社会を目指して」ロゴマーク

厚生労働省からダウンロードして自由に使っても良いという、受動喫煙のない社会を目指してロゴマークがリリースされました。
私もさっそくダウンロードしてホームページやブログに貼り付けました。
受動喫煙の経験は、1番が飲食店、2番が道路なんですって。
私は完全禁煙のお店しか行きませんので、不愉快な思いをさせられるのは道路です。
オフィスが入っているビルの裏口で平気で喫煙されるととっても辛いです。
うちのビルのオーナーさんは最上階に椅子とテーブルを置いて喫煙場所を設置してくれていますが 、エレベーターで上がっていくのが邪魔臭いんでしょうね。
屋外なら良いと勘違いしている方は多いようです。
道路は公の場。喫煙はしてはいけない場所です。






2016年11月4日金曜日

読売新聞に掲載して頂きました

読売新聞の冠のついたマイベストプロに「老い支度のプロ」として取材してもらいましたが、おまけで新聞にも掲載してもらいました。
10月30日 日曜日の朝刊です。
ギャ、はずかしい〜。

マスコミに出て目立つの嫌いだけど、自営業なのでそんなことも言ってられない。
これを見ていただいてご縁ができたら嬉しいです。




2016年10月28日金曜日

老い支度ホームページリニューアル

3年くらい前にリニューアルした自分のホームページをこの度見直しました。
この度は大きなデザイン変更ではなくコンテンツのリニューアルです。
今までは建設業許可など許認可のページもありましたが、そこを切り離して別サイトとし、老い支度関係だけのページで構成し、準備中だった「尊厳死宣言」ページを充実させました。
尊厳死はデリケートな問題なのでページを執筆するのに躊躇があり、ページを削除してしまおうかと考えていましたがやはり必要としている人もおられるので簡単ですが作成しました。
内容は短いものになりましたが、業務としては重たいものとなることと思います。




素敵な空間 クラシック音楽ざんまいできます。


2016年10月18日火曜日

Yahoo!知恵袋 専門家登録

Yahoo!知恵袋ってご存知ですか?
ネット上で色々な質問ができて、誰でも自由に答えを書き込むシステム。

「ブラームスはなぜチェロ協奏曲を作曲しなかったのですか?」
「ベートーベンが作曲しなかったから」

なんて、おとぼけ面白い質問から法律相談までいろいろです。

先日取材して頂いた読売新聞のマイベストプロ事務局がYahoo!知恵袋に専門家として登録してくれました。
私もときどきこの知恵袋を質問者として利用するのですが回答はしたことがありません。

この度はためしに成年後見関係の質問に3つ答えを書き込みました。
答えといっても数学じゃないので正解はありません。
質問者がいくつかの回答からベストアンサーを選んでおわり、という仕組みです。

専門家として顔出しで回答していますので真面目に答えました。
真面目に答えすぎたかも・・・・^^

甥の成年後見人をしていますが・・
後見契約についての相談です・・
任意後見契約を利用する人ってどういう人・・




2016年10月11日火曜日

戸籍をとる、戸籍を読むには知識と経験が必要です

先週、「戸籍の読み方」研修に参加しました。
戸籍をとったり読んだりするのに研修が必要なの??
はい、勉強しないととれない、読めないのです。(汗)

子供ができる可能性があるのが10歳以降なので、相続人を確定するのにだいたい10歳くらいまで遡って家系図を作ります。
昔は養子縁組あり、認知あり、戸主制度があり。
昭和と平成の戸籍法改正の前と後で戸籍が存在する。
こんな事情で戸籍が複雑になっています。

平成以降に生まれた人の戸籍はおじいちゃんおばあちゃんになって亡くなっても、コンピュータ化した戸籍なのでもっと簡単にとったり読んだりできるのかもしれませんね。

戸籍は宇宙。
仕事で他人の戸籍をとったり読んだりする機会があるたびにそう感じます。



九州旅行で「或る列車」に乗りました^^








2016年10月4日火曜日

地域で助け合う重要性・・・私の母の場合

厚生労働省が2016年版の白書を報告したという記事がありました。
40~59歳の男女の約84%が、高齢期の1人暮らしを不安に感じているとする調査結果を紹介、地域で助け合う重要性を訴えているそうです。

地域=地域包括などの行政とするならば、いくつかハードルがあると思います。
高齢者の性格、個人情報の問題、個人に行政がどこまでかかわれるか・・・

うちは父が亡くなって82歳の母は5年前から一人暮らし。
最初は寂しがっていましたが、ところがところが・・・・
予期せぬ嬉しい現象が起こっています。

近所の人が「たくさん作ったからお裾分け~」とか「旅行行ったからお土産~」「500円で映画があるから見に行こう~」「高齢者向けのセミナーに一緒に行かない?」などと母に声をかけてくれるのです。
うちの母はもともととっても明るい性格。それしか取り柄がない。(笑)
父が亡くなって敷居が低くなったのか、たくさん声をかけてもらっています。
(皆さんありがとう!)

ということで特に民生委員さんや行政の高齢者施策にそうお世話になることなく地域のみなさんに支えてもらっています。
これ、理想ですよね。

母はたった一つの取り柄だけで幸せに暮らしています。
私も明るい性格で老後を楽しみたいものです。
さて、はたして母のようにノーテンキに老後を迎えることができるか・・・(笑)

昨日購入したばかり、お気に入りのLP(CDでなない!)すごい良い音!です。



2016年9月8日木曜日

研修に参加しました~遺言執行をめぐる諸問題~

大阪弁護士会の藤井伸介(のぶよし)先生を講師に招いて「遺言執行をめぐる諸問題~遺言書作成から遺言執行トラブル対応まで~」研修に参加させてもらいました。

執行段階で色々なトラブルを経験されている立場からの遺言書作成を2時間、精力的にお話しくださって、目からうろこだし興味深い内容であっという間に時間が経ちました。

ちょっとしたことで後でこんなトラブルが起こる、回避の仕方はこんな方法もあるといった事例満載で大変勉強になりました。

印象的だった事例をひとつ…
遺言を書いたときは認知症だったと無効を主張してこられた事案で、診断書や介護日記などの開示を求めて認知症ではなかったと主張するための資料収集に駆けずり回ったけど、最終的には被相続人(遺言した人)が新聞を虫眼鏡で読んでいる近影写真が決め手で無効主張を退けたこと。

弁護士さんの体験談を聞いていると些細なことが証拠として裁判の勝ち負けを左右するんだな~とつくづく思う。

藤井伸介先生のホームページはこちら


ある日の昼食 ^^


2016年9月6日火曜日

4年前に亡くなった父のお墓参り(アプリでタクシーを呼んだら便利だった)

前の日曜日、母と一緒に4年前に亡くなった父のお墓参りに行ってきました。
JR京都駅にお昼頃着いたので軽く昼食をとってタクシーでビュン。
帰りはタクシーもなかなか来てくれないので全国タクシーアプリなるものを利用してみた。
ipadで配車すると「7分後に到着予定」なんて嬉しいメッセージも出るし「これは良い!」
なんで今までこれを使わなかったのか…と後悔するほどの便利さ。
今まで寒い中、暑い中を待たされたのに…
恐るべし文明の利器 ^^


写真は神戸の第4突堤に停泊中のマンションみたいな船
神戸新聞の神戸港入港予定を見てみるとなるほど17万トンだって!



2016年8月30日火曜日

介護保険申請 とっても親切な地域包括支援センターさんの話し

父は介護保険を使わず88歳で亡くなった。
今年82歳になる母も今のところ介護保険使ってない。
が、最近腰が痛くて私のあとをノロノロとやっとついてくるようになったし、会うたびに姿勢も悪くなって、これではいかん!と介護保険を申請することにした。

実家近くの包括に電話をすると申請を代行してくれるとのこと。
しかもわざわざ自宅まで来てくれるって。
でも私は仕事で同席できないので、う〜ん…とうなっていると、申請書を今日でもすぐに投函して郵送できますよ〜〜とのことでお願いした。
母一人では心もとないので、来てもらうより私が申請書書こう!
そうだ、私は行政書士だ!(笑)

で、本日届いたのがコレ。
切手不要の封筒まで入れてくれて感激。
早くて要領良くて親切!
包括さんありがとうございます。m(_ _)m



2016年8月3日水曜日

ダブル炭水化物に注意! 関西の食習慣

大阪府が「粉もん+ごはんを控えて」と呼びかけているという記事が毎日新聞電子版に載っていました。
行政がお好み焼き屋さんの営業妨害して良いの?とちょっとびっくりする記事でしたが、関西では焼きそば+ごはん+味噌汁なんて組み合わせのランチ定食が良くありますよね。
関西の昔からの食習慣なので65歳以上の高齢者世帯もこのスタイルが定着しているそうです。

この食習慣が太っている人をつくる=健康に悪い ということのようです。
以前、テレビ(多分NHKのためしてガッテンだったと思います。)で油ギトギトよりもダブル炭水化物の方が健康に良くないと放送していたので、それからは私もダブル炭水化物に気をつけるようにしています。
草食動物の私としては、この記事をきっかけにお好み焼き屋さんの定食も焼きそば+サラダ+和食の小鉢になれば嬉しいです。

我が家でも食事は大切!と改めて感じた出来事があります。
数年前、母が入院したとき2週間で血圧が下がったのです。
多分塩分を控えた食事のお蔭。
高血圧で入院したわけではなく検査の結果ちょっと数値が高いものがあったので、「入院でもしますか~?」程度の軽いものだったのですが、思わぬ副産物にお医者様も驚いておられました。

ということでお食事はバランスに気を付けて、そして楽しく!^^


写真は山中湖に行ったときのもの
朝、東の空 富士山と月






2016年7月20日水曜日

母のお供で夏の恒例イベント高知旅行

母のお供をして高知旅行。(母の生まれ故郷)
毎年恒例(高齢?^^)になりつつある。
今年も海の日の連休を使って行って参りました。
といっても行き先は親戚の家 1軒だけ。午前便で行って翌日の午前便で帰る、超特急の旅で観光する暇なし。(~_~;)
高知空港からレンタカーを借りて100キロ弱、母の兄嫁とその長女(=私の伯母さんと従兄弟)が首を長くして待ってくれている四万十へ。
お墓参りをしたり軽く食事をしたり、わずか数時間の楽しいひとときを過ごしました。(^_^)v
3年前に2~30年ぶりに会ったときはお互い「全然変わってないね~」なんて言ってましたが高齢化は確実に押し寄せる。(・_・;
伯母さんと母は「100歳まで生きる!って張り切ってもよく考えたら20年もない~悲しい~↓↓↓」なんて笑っています。
そんなこんなで今年も無事に母と高知へ行くことが出来ました。
来年もまた会えますように。^^



                   写真は甲子園球場     月齢14,7歳のお月様がきれいでした






2016年7月6日水曜日

2017年5月、相続手続きが簡単になる(法務省)

相続人全員の名前や本籍地の情報に法定相続分まで記載された証明書を1枚の紙にして発行してくれるサービスが来春始まるようですね。

これは画期的!

相続が開始され(誰かが亡くなり)、亡くなった方の生まれてから亡くなるまでの戸籍と相続人全員の戸籍を法務省に出すと、1枚の証明書にして発行してくれるというもの。

戸籍をとった後は1枚の証明書で全ての手続きOK。
銀行から出金するときも不動産登記するのもこれ1枚で良いので簡単になりますね。
今までは戸籍をどっさり出していました。

相続手続きを簡素化して登記を促し、資産価値の低い土地が現状と違う登記のまま放置されて道路開発ができなかったり…といったことを減らす目的もあるそうです。



写真:朝日新聞デジタルより




2016年6月28日火曜日

マイナンバーカード作りました。^^

昨日マイナンバーカードを受け取りに行ってきました。
みなさんはお作りになりましたか?
高齢の方、特に女性は運転免許証やパスポートをお持ちでない方が多く、本人確認が大変な場合が多いですね。

郵便局は顔パスしてくれるところもありますが、お堅い最たるところ、銀行は半端なく本人確認をします。当たり前ですが・・・・

行政手続きや後見人の仕事をしていて多くの場面で顔写真付きの身分証明書の有り難さを実感することがあります。
4年前に亡くなった父は運転免許証の更新をしなかったことを後悔していました。
車の運転はしなくなったけど、身分証明書として更新しておけば良かった、と。

さて、マイナンバーカードの発行の手続きはこれまた大変な作業で、まずは証明写真が必要、次にアルファベットと数字を組み合わせた暗証番号を用意しなければならない、申請手続きがややこしい。
大切なカードなので手続きが複雑なのも仕方がないこと。

私の母なら証明写真の撮り方も分からなければ暗証番号を決めるのもおろおろすると思います。
若いときはなんでもないことが高齢になるとハードルが上がります。
そんな手続きでも前向きにとらえてご夫婦でカードを受け取りに来られていた方々には頭が下がります。


写真は京都苔寺に行ったときのものです。^^
雨の中マイナスイオンいっぱいを満喫しました。





2016年6月16日木曜日

昨年の認知症の行方不明者のデータが今日の新聞に掲載されていました

2015年、1年間に認知症が原因で行方不明になり警察に届け出があったのは延べ12,208人。
すごい数ですね。
問題は150人が年末までに発見されなかったことです。

行方不明になった女性が数年後に老人ホームで発見されたという話しがかなり前にニュースになっていて、家族が照会したにもかかわらず個人情報保護法がネックになってなかなか情報を開示でず長い間放置されたということでした。
個人情報保護法を勉強した私としては、「なんか勘違いしてるな~」という印象を受けてしまいます。
同法は個人情報を開示しない趣旨ではなく、個人情報を適切に使いましょうという趣旨で立法されたはず。
その女性は、保護されたときはまだ判断力があり、身なりもきっちりしていたが、家族とのかかわりがなくなるとだんだんと認知が進んでいったとのことだった。
残念でなりません。
高齢者の認知症対策で一番大切なことは社会や家族とのかかわりです。

そんなニュースが流れたからか、最近 警察は顔写真や身体的特徴を記した「迷い人台帳」をつくっているそうです。
高齢社会、横の情報共有が大切ですね。











2016年6月7日火曜日

マンション敷地内の素敵なアジサイ^^

一昨日、近畿地方も梅雨入りしましたね。
梅雨のイメージは、「最初はカンカン照りの空梅雨、終わる頃に甚大が被害が出るほどの土砂降り」ですが、今年は最初からシトシトモードです。

私の住むマンションは六甲山のふもと(中腹?)にあって、毎年きれいなアジサイが咲きます。
桜の季節の次に楽しみなのがこの季節。
アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。
同じ株でも違う色の花が咲くのもアジサイの魅力です。

数年前までは目に留まらなかった(マンションの敷地内にアジサイが植えられていることも知らなかった)アジサイがここ数年きれいに咲くのはオフシーズンの水やりなど、管理人さんの努力の賜物だと思っています。





2016年6月1日水曜日

高齢者と骨折と認知症

良い高齢者施設とは?
十分注意を払うが、骨折するリスクを承知で入居者を歩かせる。
ちらっとネットで見ただけなので詳細は分からないが、こんなコンセプトを持つ高齢者施設があるらしい。 

私が任意後見受任者をお受けして支援している80代の女性の方(Mさん)がある夜施設で骨折した。
担当のケアマネさんから連絡をもらった私は、その日の夕方入院先を訪問した。
これで寝たきりになって認知症がすすんでしまうのではないかという不安が私の脳裏をよぎったが、Mさんには「いい機会だから手術をしたらしっかりリハビリして歩けるようになりましょうね」と言ってその日は別れた。
日頃からお金がかかっても良いからもっとリハビリしたい、とおっしゃっていたMさんへのその場限りとも受け取れる激励を送ったことに少し罪悪感を感じながらいた。

ところが、である。手術後、リハビリ施設に移って1か月後、すっかりいきいきされて元気になられたMさんに、「骨折前よりお元気になりましたね〜」と言うと「そう言ってもらえると嬉しい」ととっても喜ばれたのだった。
Mさんが入院したリハビリ施設は毎日3回、1時間、たっぷりとリハビリをしてくれる。 

軽い運動(歩く)の大切さ、その意義を痛感したできごとだった。


2016年5月20日金曜日

日本の高齢者は諸外国に比べて友達づきあいが少ない

内閣府が高齢者調査(60歳以上の男女)をした結果が今日(5月20日)の新聞に発表されていましたね。
「近所の人と病気の時助け合う」のは日本5.9%と最も低く、一方最も高いのはドイツで31.9%。

私が日常感じることですが、
「特に男性は仕事のつきあいがなくなると孤立しがちである」ということ。
これは「仕事が趣味」と堂々と宣言していた時代に頑張った年代では仕方のないことかもしれない。
急に、近所付き合いをしなさい、といってもそれは無理なこと。
私の父もそうでした。
母は明るくて元気に近所の人と遊びに出かけますが、父は誘ってもついてこないらしく、自宅で一日テレビを見て過ごしていたようなのです。
これでは、どうぞボケてください、と言っているようなもの。
親の老いに全く無頓着だった私がそれに気付き「囲碁教室に行こう」と誘ってもあとのマツリ、父は「興味ない」といって行ってくれませんでした。

自分の老い、親の老い、に壮年期から気を付け、金銭面、趣味、友達づきあいなどに気を配らなければいけませんね。
若いとなかなか老いに対する理解がないものです、とは私の反省の弁です。


*写真と本文は関係ありません。
 ゴールデンウィークに京都貴船の川床に行ったときの写真です。









2016年5月9日月曜日

母の日は水羊羹持参、実家へ…

昨日は母の日でしたね。
花より団子…私は甘いものが好きな母の為に水羊羹を買って実家を訪問し、晩御飯を一緒しました。
(晩御飯は母に作ってもらいました(-_-;))
大阪の行政書士会館で研修があり、その帰りに梅田の百貨店に立ち寄るとお目当てのお店には「お母さん、ありがとう」と熨斗がついた商品がずらりと並んでいました。
これは良い!ということで私も熨斗をつけてもらったところ、ゴールデンウィークで帰省していた弟に「どーしたん?いつもこんなしおらしいことしないのに…」と言われました。
「年をとると親を大切にしたくなるよ。」と私。

今年の母の日はGWと同化してしまい派手さはなかったように思います。
父の日は消滅しそうなんですって。



2016年4月1日金曜日

身元保証・・・公益社団法人 日本ライフ協会 破たんの問題

公益社団法人日本ライフ協会の破たんが大きな社会問題になっていますね。
身元保証を引き受けてくれる法人で、おひとりさまの高齢者にとってはありがたい存在です。
病院入院、施設入居時に問題になるのが身元保証人!
お友達にこんなことお願いできないし、親戚は遠縁がいるだけで普段のおつきあいがない、などという場合、お金で解決してくれるので助かっている高齢者も多いと思います。

私も高齢者の支援をしていて、病院や施設から「先生が(当然)身元保証人になってくれるんでしょう!」といった暗黙のプレッシャーみたいなものを感じることがありますが、成年後見人や任意後見受任者は身元保証人になれないことになっています。(建前は?)
余談ですが、もうひとつ「できない支援」があって 「医療同意」 つまり治療方針を決める権限は私たちにはありません。
でも完全に判断能力がなくなっているおひとりさまの入院患者さんはどうするのでしょうか?
今後の課題ですね。

ということで身元保証は我々現場にいる専門職にとってもたいへん重要な問題です。
日本ライフ協会さんみたいな組織があると安心なんですが…

で、おひとりさまにお願いしたいのが「お金を預ける人(法人も含む)はしっかりおつきあいをしてから!」
人間、数年つきあえばお人柄は分かるものです。また、法人も同様で スタッフの考え方=上層部の考え方 です。
いい加減な怪しい人の上司にしっかりした理念を持った人はいませんし、その逆も真なり。

私の母はとにかく人を疑わないし、その後どんな不都合が起こるかなんて考えずに行動しているので、私にいつも怒られています。(>_<)


ご参考までに記事流用させてもらいました。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
高齢者から多額の預託金を集める同種の事業は全国で急速に拡大しており、協会は大手の一つで公益法人だが、他にもNPO法人や民間企業など 業態はさまざまで、国は事業者数すら把握していない。同種事業で初とみられる組織的流用が発覚したことで、実態把握が急務となりそうだ。

毎日新聞が入手した協会の内部資料などによると、協会は当初、預託金について弁護士などの第三者が預かる「3者契約」を行うとして公益認定を得ていたが、 認定の3カ月後、弁護士などを関与させず、協会がお金を管理する「2者契約」を勝手に始めていた。事業内容の変更には委員会の認定が必要だが、 協会は委員会に申請しておらず、公益認定法違反の疑いが強い。



                                     ※写真と本文は関係ありません。








2016年3月22日火曜日

改正原戸籍

忙しい、忙しい! 
でも1日を振り返ればひたすら戸籍と住民票と登記されていない証明書の請求をしている今日この頃。 
戸籍を辿るって結構難しくて特に傍系だとおじいちゃんおばあちゃんまで遡らないといけなかったり。 
そうなると本籍地が分からなかったり。 

職業柄、他人の戸籍を見ることが多いが、戸籍って人生模様の縮図というか、その方の生きた重みを感じずにはいられない。 
電子化されてからの戸籍はそうでもないけど、改正原除籍は読み解くのも大変だし、旧字でわからない上、文字が薄くなって読めなかったり。 


今日取得した改正原戸籍は、 
お母さんは婚姻関係のない父母から生まれている。苦労されたのかな?とか。 
明治時代のことだから養子縁組が普通に行われていたりとか。 


※本文と写真は関係ありません。
ほったらかしなのに今年も咲いてくれた我が家のムスカリ^^ 


 

2016年1月21日木曜日

ひとり暮らしと家族同居の幸せ度

ちょっと(だいぶ)びっくりするアンケート結果がニュースになっていました。
1人暮らしの高齢者は家族と同居している高齢者よりも生活の満足度が高く、悩みが少ない−。
ゲゲ!そうなんですね。
私たちが寂しいだろうと勝手に思い込んでいるだけのようです。
ただし、3つ条件があって、
(1)自由で勝手気ままに暮らせること
(2)信頼できる同世代の友人や親類が2〜3人いてたまに話ができること
(3)住み慣れた土地に住んでいること
なるほど!

門真市の耳鼻科のお医者様が60歳以上の1,000人にアンケートをした結果だそうです。

体調があまりよくない人でも独居の方が満足度が高く、しかも、子供の有無や男女による差はなかったというから私は更にびっくり。

65歳以上の人口は約3400万人。最も多いのが夫婦のみで暮らしている人で38%、続いて配偶者のいない子供との同居26・8%、1人暮らし17・4%、子供夫婦との同居13・8%−と続くらしい。
これもまた「へ〜」と思ってしまう。
2位の配偶者のいない子供との同居って、やっぱりパラサイトシングル系なのかしら??

高齢者にとって独居は「あこがれの独身生活」のようです。^^
孤独死?大歓迎。誰にも迷惑をかけずスッとあの世に行けたらサイコー!なんて方もおられるそうです。
そう言えば、そうかもしれません。
納得しちゃいけない、と思いつつもなんか納得です。(汗)


2016年1月1日金曜日

新年明けましておめでとうございます。

おせち大好きなので、「今年はもう作らないよ」と毎年のように言ってくる母をなだめてできたおせち。^_^
お雑煮は私の作です。^ ^
年末に得意先のお餅つきに伺って貰って帰ったお餅は絶品で、美味しい〜
これまたお雑煮大好きなので、三が日は毎日食べます。

別件、ちょっと残念なことが…
年が明けると神戸港に停泊している船が一斉に除夜の汽笛を鳴らすのですが、ボー〜〜ボー〜〜という感じで。
今年はベランダに出て待ち構えていたけど聞こえず。( ̄▽ ̄)
最近は港湾の技術が向上してスピードアップ、停泊して荷揚げする船の数が減っているらしい。
昔は六甲山にこだましてた、とか…
古き良き時代、復活してほしい。

と言うことで、今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m