2013年12月28日土曜日

一保堂の茶巾

年賀状が今頃になって佳境です(汗)。

さて、いつも年末にはご挨拶用&自分用に一保堂のお茶を調達しますが、年末恒例の茶巾をいただきます。今年は黒、昨年はピンク、一昨年はブルーの文字で「一保堂」だったと思います。いくら以上買ったら…ではないようです。だって私はいつも大福茶かほうじ茶しか買いませんから。お茶屋さんらしい素敵な贈り物だといつも感心しています。

2013年12月26日木曜日

認知症疾患医療センター指定病院

お元気で活発な方からよく「私、医者から認知症です、と言われています。」とお聞きします。
皆さんその診断に納得いっていないという印象を受けます。
「私はこんなこともあんなこともちゃんとできます!」といくら説明しても
「今の段階では認知症と判断せざるを得ません」とのことらしいのですが、そんなご経験の方は一度専門医に診てもらってはどうでしょう。

認知症疾患医療センター指定病院といって、厚生労働省が音頭をとって各都道府県に150箇所の専門医をおくことを目標にお金が出ているようです。

私の父は2年前に他界しましたが、亡くなる前に少し認知症のような症状があって認知症疾患医療センター指定病院の専門医に診てもらいました。
脳のスキャン画像をとったりして結果科学的に診断内容を説明してくれますし、今後の治療方針も決めます。
父は神戸大学付属病院の川又先生にお世話になりましたが、大阪にもあるはずです。
認知症は今のところ根治する薬などはできていませんが、早く対策をすることで進行を遅らせることは可能です。
認知症=お年寄り、仕方がない、などとネガティブにとらえるのではなく、科学的に説明を受けて納得して向き合うことが大切だと思います。

2013年12月24日火曜日

電子版新聞と知財大学院

日経新聞の電子版に「大学の収支NO.1は国立東大、私立は近大」という見出し。クリックすると「ここから先は有料会員だけです」という表示。ガーン、世の中こんなもん。 
私は紙の新聞はとっていなくて、産経新聞の電子版のみ。月額1,500円。
産経以外は多分紙の新聞と電子版は2階建てになっていて、電子版だけという売り方はしていないと思います。
紙だけor紙+電子版という二者択一。電子版を読みたければかなりの値段になります。今まで頑張ってくれた新聞販売店に遠慮してのことか…。 
それは置いといて…、最近の大学は都心にサテライトと称してキャンパスを置いているところが多く、梅田も然りで、最近オープンしたグランフロントはいくつかの大学のキャンパスが北館に入っています。
でも先日お会いした大学の理事長さんは、都会のキャンパスを売って郊外に集中させたとおっしゃっていました。
少子化でこれからの大学は経営が苦しくなると思うのですが、どちらの戦略がアタル?
社会人向けの大学院などを併設しているなら都心のほうが良いと個人的には思います。
私は大阪工業大学の知財大学院に行きたいけど、時間とお金と情熱と…なかなかハードルが高いです。
せっかく、便利のいい梅田にあるのに。

2013年12月17日火曜日

要介護でも成年後見(法定)は使えないことがある

大人用おむつがバカ売れ、らしいです。
配信されているYahooニュースによると2012年に子供用おむつを抜いたそうだ。
ひとりでトイレに行けない要介護度3以上の方は193万人、0歳児100万人超よりも多いので当たり前といえば当たり前。

友人のお母さんが自宅に手すりをつけるために要支援を申請したところ「1」ではなく「2」になって「ムッとしてた」というのを聞いて爆笑したことがあります。

誤解されていますが、要支援要介護と認知症は別物です。
もちろん、認知症がすすんでトイレに行けないと要介護ということにはなりますが。

だから要介護でも成年後見(法定)はつかえないことがあります。
介護保険は「食事や排泄」が自分でできるか、成年後見(法定)は「理解力」がどの程度か、がキーワードです。

2013年12月12日木曜日

家電と高齢者

「電話の子機がおかしい」「ラジオが鳴らない」と79歳の母からのここ最近の電話。
先日は「台所の換気扇が壊れた~」
見に行くとひもを引っ張ることによって、通電させ、同時に空気が外に出るように3枚の羽が開くというとても簡単な仕組み。
近所の電気屋さんに聞くと、「部品はもうない。耐用年数は過ぎている。」との常套句らしい。
もう十分働いてもらったとはいえ、こんな簡単な仕組みの部品のために数万円もの出費をするというのは私の人生哲学(大げさ)にはない。( ̄□ ̄;)!!納得いかん。
そこで、メーカーさんに電話すると、部品はほとんどの換気扇に使われている基本的な仕様のもので今でも調達可能だそうだ。
インターネットを見ながら説明を受け、型番を確定させ、部品の発送をお願いすると、送料、代引き手数料などを入れて1,800円。
私でも出来る簡単な取替え作業だった。
私たちにはとても簡単なことでもインターネット環境がない高齢者、情報を集めることが苦手な高齢者には「出費」という大きな代償が待っている。
しっかりしてよーと言いたいが、無理…か…。


2013年12月5日木曜日

国家資格業界に生きる  司法書士、弁護士、行政書士

事務所の近くで呼び止められた。法律事務所で働いている同じ支部の行政書士の先生。
「僕、今年の司法書士試験に合格して、来月から司法書士事務所に勤務します。」
「おめでとう~!!」
司法書士は合格率2%台の難関国家試験で、司法書士は弁護士より少なくて、全国に2万人あまりしかいないらしい。
ちなみに弁護士は3万人、行政書士は4万人。
行政書士の試験はわりとオーソドックスなもので、(足切りのある一般教養を除けば・・・)憲法、民法、行政法などから出題されるが、司法書士は馴染みのない登記関係の法律を勉強しなくてはいけないのが厄介らしい。
国家資格業界に生きるものにとって試験合格はオリンピック出場と同じくらい人生の分岐点。
いやー本当におめでとうございます。


2013年12月4日水曜日

「美の旅人」 伊集院 静

レストランに掛けてあったベルナールビュッフェの油絵の話しから、美術の話題に発展。
知人が「おすすめ!」・・・という伊集院静の「美の旅人」をアマゾンで取り寄せた。
フランス編3冊、スペイン編3冊、合計6冊。とりあえずフランス編Ⅰ。
夜の画家 ラ・トゥール
農民を描いた兄弟
ナポレオンと絵画
などなど、オムニバスになっているので、必死に読むのではなく、寝る前にちょっと、電車の中でちょっと、と読む本にしたい。



2013年12月3日火曜日

うめぐるバス100円~明日の建設業者さま訪問の準備~

グランフロントあたりから私の事務所までは地下鉄乗るには中途半端、30分かけて歩くしかなかったけど、最近「うめぐるバス」を発見。
大阪駅を中心に半径2キロくらいを10分間隔くらいでグルグル回っているバス。
グランフロント→ハービス大阪→北新地→茶屋町

今まで大阪駅の南が繁華街の中心だったのが、グランフロントができて北側にも人の流れができたので、北側でも南側でも遊べるように、ということなのだろう。
ということで、グランフロントから北新地まで15分弱、かわいいうめぐるバス、運賃100円に乗せてもらって帰社。
知り合いから紹介を受けた建設業者さまに明日初めて伺うので、その予習。
少し遅くまで仕事をするときは先に夕飯を済ませてからデスクワークに入る。その方が疲れないからね。
まいどご贔屓は中央軒の出前。今日は長崎チャンポン。

                    写真:グランフロント北館と南館の間のイルミネーション

2013年11月27日水曜日

相続放棄をして借金返済せずに保険金だけ貰っておくというのは法律上あり

保険屋さんと世間話をしていたら、「保険金で親の借金を払っている人、多いんですよねー。」
「相続放棄して保険金だけ貰えば良いのに…」と。

親が残した財産は借金も含めて子供が引き継ぎますが、引き継ぎたくないときは財産も借金も放棄してしまう(相続放棄といいます)ことがができます。
注意)「借金だけ放棄」という手続きはありませんからね。^^
相続放棄は亡くなってから3ヶ月以内にしなければならないので、かなりセワシナイです。
知らない間に3ヶ月経ってしまうと、「財産も借金も引き継ぎます」と言ったことになる。
財産より借金が多くても文句は言えず、払う義務がある。

ただし、生命保険金は相続財産ではない、つまり、相続放棄をしても保険金は貰える。

人間としてどうか?は別にして、相続放棄をして借金返済せずに保険金だけ貰っておくというのは法律上アリなんです。



 今夜はイタリア帰りの友人からのお土産、ポルチーニ茸でパスタ。
彼女曰く「マツタケほど高くないけど、シイタケほど安くない」
濃厚な香りと旨みでした。^^

2013年11月21日木曜日

Windows7 アップグレード作業 格闘しました。

ひとつ仕事が一段落したので、前から気になっていた自宅パソコンのアップグレード作業をした。貧乏な人は自力です。データバックアップだけで一晩かかり、OSインストール、アプリケーションインストールでさらに一晩。やっと使えるようになりました。
あとは事務所のだ。これはお正月の作業になりそう。



2013年11月19日火曜日

見守り契約の報酬

見守り契約というものがあります。
これはおひとり暮らしの高齢者がなんとなく心細い、何かあったら相談したい、というときに私たちのような専門家と契約を結んで基本的には毎月1回程度、電話か面会するのですが、その月額報酬は?と聞かれたので、契約なので色々ですが、と前置きして、月1万円程度が多いようです、とお答えすると「電話するだけで1万円ですか?お高いですね。」と言われました。
私:「契約ですから、お話し合いです・・・・www^^」

委任者は「高すぎる!」
受任者は「ボランティアです・・・」

モノを売るのではない仕事って料金設定が難しいですね。

社会福祉協議会さんや地域の自治会でも見守りをしてくれるようです。
ほとんどが無料とか1,000円とか安価です。

http://www.nishikawatomoko.net

2013年11月18日月曜日

認知症になると遺言できない…の意味

昨日のセミナーで、「認知症になると遺言もできない、任意後見も使えない」と言うと、セミナー参加の方から、「私、認知症と言われているのですが遺言しています」とご質問がありました。
正確には、「後で争いになる可能性がある」です。
たとえば、自分に不利な遺言を残された相続人が、「あの時、親父は認知症で遺言なんてできなかったはずだ。この遺言は無効だ!」なんて裁判を起こす、なんてトラブルになりかねない。
しかし争いがなく、遺言執行がなされると、「認知症でも遺言ができた」・・・となるわけです。

2013年11月17日日曜日

遺言と成年後見の老い支度セミナー ご参加ありがとうございます

南千里での老い支度セミナー、今日無事に終わりました。
ご参加していただいた方、後援を頂いた方、ありがとうございます。
年間数回はここでセミナーを開きたいと思っています。
イベントは準備が大変だけれど、色々なご縁、発見をいただくことができます。

 第1部 
 遺言のススメ
 講師:冨永洋美 



 第2部 
 おひとりさまでも安心の老後~任意後見~
 講師:西川智子

 

2013年11月14日木曜日

食いだおれの町、やっぱり大阪

今日は名古屋出張、某大学の理事長さんに久しぶりにご挨拶。
先日は名古屋で有名と言われるきしめんを食べるためにわざわざ早めの新幹線に乗って行きましたが、えらい目にあったので、今日は新大阪駅、新幹線構内で。
「道頓堀 いわ井」を新発見、15分で鴨うどんを食べて新幹線に飛び乗りました。

やっぱり食道楽の町は美味しい!改めて、大阪に感謝。

夜は女子会。大阪ヒルトンウエストの中華、桃谷楼。ここはだいぶ贅沢です。お昼の鴨うどんの数倍払いました。

今日は食いだおれた一日。 ^^


2013年11月13日水曜日

成年後見の疑問点   社会福祉士さん、ケースワーカーさんと

今日は社会福祉士さんやケースワーカーさんが集まる会議の前に少し時間を頂いて私の仕事内容を紹介させてもらいました。
成年後見に対する質問。
業界の方とはいえ、一般の方と同じような質問が飛びます。

任意後見の報酬は?
私・・・・・・管理する財産の額にもよりますが、月額3~5万円くらいと言われています。

歩けなくなった方などに日々の食事のための買い物もしてもらえるのですか?
私・・・・・・成年後見で支援できるのは契約のお手伝いなどの法律行為で、お買い物などの事実行為はできませんが、その代わりに食事宅配サービス業者さんとの契約をお手伝いします。

成年後見でお手伝いできること、できないことの違いは理解が難しく、「法律行為はできるが、事実行為はできない」・・・こんなこと言ったって何のことやらさっぱり分からないのが普通だと思う。

成年後見の申し立て現場におられる家庭裁判所の方がおっしゃっていましたが、最近は申し立て書類を受理した後で、やっぱりやめます、という方が多いと。
受理したら取り下げはできませんので・・・と少々困っておられました。



2013年11月10日日曜日

受験生頑張れ!今日は年1回の行政書士試験

11月の第2日曜日、今日は年1回の行政書士試験です。受験生頑張れ!特に私のようにお年寄りの受験生頑張れ!^^
私は平成20年、21年に受験した。
300点満点で180点以上が合格です。6割だと簡単、という印象ですが、受験している者にっとってはすごく高いハードル。
この10年の合格率は低い年で2%台、高い年で9%台。
3時間、集中力を維持。憲法、民法、行政法を中心に他試験には(多分)ない一般教養のような出題があり、これが厄介で、対策のしようがないほど幅広く出題され、おまけにそこで足切りがあって、他でどれだけ良い点数でもこれをクリアしないと合格できないのです。
私は1年目はそこでアウト・・・2年目はリベンジ、そこで点数を稼いだ。
そして合格発表は来年1月最後の月曜日。(のはずです)
私の場合は1年目も2年目も結果は分かっていたが、それでもパソコンにかじりついて自分の番号を探した。

大学を卒業してから、不安定要素いっぱいの人の感性だけで評価される広告デザイン業界で生きてきた私にとって、「法律」という確かな線路に沿っていけるこの仕事がとても堅実で魅力あるものに感じた。
「仕事をしながら」「法学部を出ていない」「年取っている」の3重苦(と私は言ってる)を背負って挑戦している受験生に頑張ってほしい。


2013年11月9日土曜日

阪急六甲で大人の合コン!

昨夜は情報交換会という名の合コン?、合コンという名の情報交換会?

阪急六甲歩いて7~8分の住宅街、一晩に一組の予約しか受けないという、民家を改造して営業している中華風家庭料理「仙」におじゃまして、我々だけの晩餐会です。

大学病院の薬剤部長、フリーアナウンサー、外資系製薬会社マネージャー、県会議員、大学教授、で私、という面々。

ノーベル賞の晩餐会で出された福寿 純米吟醸で乾杯、話題は色々、なんせ職種が色々なので。

再会を誓ってお開きとなりましたが、さて、この6人の予定が合う日がいつくるのでしょうか?

実に楽しい一夜でした。^^

2013年11月6日水曜日

セミナーチラシを自力ポスティング@南千里駅前

セミナーチラシのポスティングをしました。
自力です。
業者さんにお願いするお金もなく
相棒の冨永洋美先生と二人で1000枚と少しを3時間くらいかかりました。
阪急南千里駅前は新しくて高そうなマンションがたくさんあります。
二人で「こんなところに住みたいねー」なんて言いながらの珍道中。
イベント準備は大変だけれど、得るものも大きい。

2013年11月2日土曜日

地域連携室の課長さんを訪ねました

神戸の某病院、地域連携室の課長さんを訪ねました。
情報交換&ご挨拶です。
病院の現場では差し迫ったこともたくさん経験されていて、入院患者さんが遺言をしたいとのことで、公証人に病室まで出張してもらった話し。
(公証役場に行けない事情がある場合は少々お金は必要ですが出張してくれます。)

長期入院患者さんの財産管理を我々のような専門職に任せている話し。
(当たり前ですが、ちゃんと契約書を交わしてお金を預かります。公正証書にする場合もあります。)

身寄りのない入院患者さんの判断力が衰えてきたので成年後見を利用する必要を感じ、市長申し立てをした話し。
(成年後見の申し立て=この人に後見人を付けてください、と裁判所にお願いするのですが、これが誰にでもできるわけではなく、法律で配偶者、4親等内の親族、などと決められていて、親族がいなければ市町村長が申し立てすることができます。つまり病院の人や近所の人やお友達はできません。)

などなど。

遺言、成年後見など人の人生に関わる仕事は同じ事例はないので、経験したことをお聞きするのは大変有意義です。
また伺いますので色々なお話しを聞かせてください。よろしくお願いします。

2013年11月1日金曜日

ジャスラックと公正取引委員会と裁判所がなんだかややこしいことになっています

テレビ局はジャスラックが管理する楽曲を好きなだけ利用できる契約をしていて、じゃあ他社の管理する楽曲は使えない、使うと新たにお金がかかる、で使わない。
これが独占禁止法にひっかかるか否かでモメているのです。

去年、著作権法の勉強のためジャスラックの部長さんの講演を聞きに行ったことがありますが、な、な、なんと、バーやら居酒屋やら、1軒1軒訪問して、「お店でうちの管理する楽曲を使っていますね。じゃあ契約してください」と。
もっと近代的にやっているのかと思っていましたら、足で稼いでいるらしい。
「税務署より怖い~」

ジャスラックっていったい何モノ?
その昔、著作権料を支払う概念なんて全くない日本に目をつけて、ある外国人が著作権管理ビジネスを始め、これではヘンな外人にやられてしまう、と「著作権管理は内務省の許可をうけた者だけができる」という法律を作り、ジャスラックの前身の日本音楽著作権協会ができた、というわけ。

外国人からは日本の著作権は守られることになったが、ジャスラックの独占が長きにわたり続くことになった。

世のトレンドとしてはジャスラックに分が悪いと私は見ますが、さて?

2013年10月31日木曜日

老い支度(遺言、成年後見)業務のきっかけは両親

今日は母の79歳のお誕生日だったので実家でナベをしました。
父は去年亡くなりましたが、母は元気で私と山登りに行くほどです。

父の老いは急にやってきたという印象を持っています。たまに様子を見に私が実家へ帰っても、あの年代の男性はほとんどしゃべりません。ひとこと、ふたこと、では判断力が衰えているかなんて分からないし、そもそも判断力が衰える初期症状なんて知りませんでしたから「老いは急にやってきた」と感じるのだと思います。

老い支度に早すぎることはありません。冷静に判断できるうちに自分の老後をイメージして準備を進めていなければ、ちょっと油断していると、「時、すでに遅し」となってしまうことを両親から学びました。

私の遺言、成年後見関係の業務は両親が先生です。
両親から、必要な準備は何かを学び、みなさんに知っていただきたいという気持ちでセミナーを開催するようになりました。
とっつきにくいのが法律ですが、少し知っていると自分を助けてくれるのも法律です。

2013年10月30日水曜日

「遺言、成年後見セミナー」チラシができました

11月17日に南千里で開催の老い支度セミナーチラシができました。

チラシダウンロードはこちら
裏面は参加申し込みファックスシートになっていますので、ご興味のある方は是非申し込んでください。

今回は吹田市高齢クラブ連合会様と社会福祉法人 吹田市社会福祉協議会様の後援をいただきました。


2013年10月27日日曜日

プロバイダー責任制限法

知人に「ポータルサイトに自分の名前を入れて検索すると、過去の知られたくないことが掲載されている掲示板が1ページ目に表示される」と相談を受けました。
掲示板の運営者に削除請求したり、プロバイダー責任制限法に基づいて書き込んだ人の名前や住所を開示するように求めたりできます。

専門家に相談してもよいですが、自分でもできます。
http://www.isplaw.jp/p_form.pdf (PDFファイル)
PDFの1枚目が権利を侵害された人が掲示板などの運営者に送る文書様式です。

私の印象だと削除要請などに応じてもらうのはかなりハードルが高いと感じます。掲示板運営者はいちいち対応していられない、という態度にも見えますし、言論の自由という憲法で保護されている権利を楯にされるとあとがややこしいので触らぬ神に・・・、という態度にも見えます。

この法律は名前の通り、掲示板などの運営者の責任を限定的にする、という法律です。

2013年10月21日月曜日

老い支度セミナー後援依頼に行った

11月17日の老い支度セミナー開催のため、吹田市社会福祉協議会さんや吹田市高齢クラブ連合会さんに後援のお願いに行って参りました。
吹高連さんは、以前のセミナーの時もポスターを貼らせてもらったりしてご協力いただいていますが、社協さんは初めてのコンタクトです。
佐竹台地区自治会長さんのお名前を出すと、「会長の紹介やったら断られへんやん」と言ってくださって、正式に後援依頼の申請を出すようにとのことです。
後援いただいたらスムースにコトが運びます。
なんでも人のご縁だな~。
感謝、感謝。

2013年10月17日木曜日

神戸市長選

今日は仕事が早く終わったので神戸市長選の期日前投票に行ってきた。
市長選の投票は人生初、非国民ですみません。ネットを覗くと政策があれこれ、というよりも下世話(失礼)な悪口に近いものが氾濫している。
「旧小寺家厩舎」  Wikipediaより
これが私が政治と距離をおいてしまう理由だ。「国会は怒涛のヤジで答弁の声が全く聞こえない。こんなのを子供に見学させたくない。」と何かに書いてあった。

さて、神戸は60年以上官僚出身の市長が続いているそうで、民間から市長が出たのは1947年まで遡らなければいけない。第11代市長、小寺謙吉。なんと生家は相楽園。三田学園を創ったというお金持ち実業家だ。相楽園は今は神戸市の持ちもので、敷地内の旧小寺家厩舎は数少ない戦前の建築物で重要文化財にも指定されている。

私は官僚出身の市長が続くことが悪いとは思っていない。

2013年10月12日土曜日

[法服の王国 ] 産経新聞に連載されていた小説

三連休はやらなければいけないことが山ほどあるが、とりあえず読書。
産経新聞で連載されていた「法服の王国」。
著作権の関係か電子版には掲載されていなかったので読みそびれていたが、単行本になったので^ ^
とにかく仕事関係の本だけで手(頭)一杯だったので、小説を読むのは数年ぶり。
タイトル通り、法曹界の社会派小説です。

2013年10月8日火曜日

11月17日(日)認知症になる前に!知っておきたい老い支度 

公開セミナー(入場無料)を企画しました。どなたでも入場できますので、お近くの方、ご興味のある方、無料相談したい方、お待ちしています。予約優先で定員30名様です。

「認知症になる前に!知っておきたい老い支度 」
2013年11月17日(日)14:00~16:00
千里ニュータウンプラザ6階会議室2 (阪急南千里駅直結1分) 定員30名(予約優先)
第1部(14:00~)
前回セミナーの様子
「遺言書作成のススメ!」
講師:冨永洋美(行政書士)
第2部(15:00~)
「おひとりさまでも安心して暮らせる老後~任意後見~」
講師:西川智子(行政書士)
第3部(16:00~)
個別相談会(無料)

お申し込みはこちら


2013年10月2日水曜日

大阪工業大学訪問

今日は大阪工業大学を訪問しました。大学理事の方にご挨拶のためです。
秘書さんが出迎えてくれ、私の事務所の5倍くらいある個室で執務されていました。
色々なお話を聞かせていただきました。引き出しの多い方であっと言う間に楽しい時間が過ぎました。

赤レンガのキャンパスは中之島の中央公会堂を模して作られたそうです。「そう言えば似てるなぁ」
初代校長さんが中央公会堂の建築にかかわった、片岡 安とおっしゃって、明治、大正、昭和期に活躍した建築家だそうです。
「片岡メモリアルゲート」

2013年9月30日月曜日

本を電子データにする自炊・・・アウト?セーフ?

デジタル時代になって、自分が持っている書籍を電子データで持ち歩く時代になりました。
私も大量の資料や本をipadで持ち歩いていますが、すぐにカバンから取り出して見ることができるので重宝しています。私の場合は本を切断するところだけ業者さんにお願いして、あとのスキャンは自力ですが、これを全てやってあげるのは著作権法違反だという判決が東京地裁で出ました。
著作権法は自分のために自分で複製するのは良いよ、と言ってますが、他人(業者さん)がするのはダメ、というものです。
このサービス、弁護士さんなんかの利用が多いらしいですが、さて・・・高裁に行って争われるのでしょうか?
注目したいと思います。

2013年9月26日木曜日

11月17日(日)、南千里に来てください!

今日は早起きして南千里駅前の千里ニュータウンプラザに行ってきました。
11月17日に老い支度セミナーをする会場を予約するためです。
10時半から大阪で次の予定があるので、9時に着いて、すぐに受付してもらって…と勝手なことを考えていましたが、開館は9時半。
恨めしげに覗いていると早めに開けてくださいました。
詳しい内容はこれから詰めていきますが、遺言と成年後見がテーマになると思います。

2013年9月23日月曜日

阿蘇、湯布院の旅

9月の3連休を利用して、九州旅行してきました。^^

1泊目は阿蘇郡小国町の「たけの蔵」さん。黒川温泉のまだ奥で、熊本人に「こんな山奥に温泉あるの??」と 言わしめた秘境です。ひなびた感たっぷりでとても良いお宿です。
写真は部屋についている温泉。

2泊目は湯布院「山のホテル夢想園」さん。
空きがあるとかで、一番豪華なお部屋に変えてくれました。
8畳の間が3つに、控えの間・・・前日は雑魚寝だったので、無事に2人づつ静かに眠れました。

湯布院で天井桟敷というカフェに立ち寄りましたが、ここは行ってみる価値アリ、大人のお茶タイム。古い造り酒屋の屋根裏を改造した素敵な空間・・・テラスでもお茶できますが、ここは待ち時間アリでも是非、中で!

台風を気にしながらの帰路でしたが、大阪までは定刻通り、助かりましたが、一緒に旅した東日本組は飛行機欠航、満杯の新幹線自由席の中、頑張っていました。


2013年9月21日土曜日

嫡出子と非嫡出子・・・違憲判決で思うこと

婚外子の相続財産は嫡出子の1/2と民法で決められているのは違憲だ、と最高裁判所で判決が出ましたね。

以前この問題が最高裁で争われたのは1995年で、婚外子の相続財産は嫡出子の1/2でも仕方がない、なぜなら日本には婚姻制度があり、それに基づいて社会が成り立っているから・・・というものでした。

そりゃそうでしょ!と。 私も何の疑問も感じずにそう思ったひとりでしたが、時代は流れ、いろいろな男女関係、家族関係ができ、それは個人の自由という風潮の今日この頃。 ついに最高裁の判例が変わったのです!

でも、この問題、判決後の両者のコメントは本当にもっともな内容で、どちらの立場も私は賛同できます。
このような家庭内の事情は裁判なんかじゃなく、家庭内で解決しておかなければならないと感じました。
亡くなった方が遺言しておけば、少しはトラブル回避もできたのではないでしょうか?
お父さんが言ってるんだから仕方ないね、と家族の気持ちも少しは和らぐのではないかと。
こんなことになったのは、云々でお前たちには迷惑かけるが・・・なんて附言でもあれば、と思うのです。

男性はだいたいはじゃまくさがりです。
まさか、裁判になるなんて、しかも最高裁まで争われて新聞に大々的に掲載されるなんて思いもよらなかったことでしょう。
家庭環境が複雑な場合は是非、えい!っと遺言を書いておいてください。
色々な事情でそうなったのは誰にも非難できませんが、亡くなった後、家族が仲良く暮らせないなんて、やっぱり不幸ですよね。