2016年5月20日金曜日

日本の高齢者は諸外国に比べて友達づきあいが少ない

内閣府が高齢者調査(60歳以上の男女)をした結果が今日(5月20日)の新聞に発表されていましたね。
「近所の人と病気の時助け合う」のは日本5.9%と最も低く、一方最も高いのはドイツで31.9%。

私が日常感じることですが、
「特に男性は仕事のつきあいがなくなると孤立しがちである」ということ。
これは「仕事が趣味」と堂々と宣言していた時代に頑張った年代では仕方のないことかもしれない。
急に、近所付き合いをしなさい、といってもそれは無理なこと。
私の父もそうでした。
母は明るくて元気に近所の人と遊びに出かけますが、父は誘ってもついてこないらしく、自宅で一日テレビを見て過ごしていたようなのです。
これでは、どうぞボケてください、と言っているようなもの。
親の老いに全く無頓着だった私がそれに気付き「囲碁教室に行こう」と誘ってもあとのマツリ、父は「興味ない」といって行ってくれませんでした。

自分の老い、親の老い、に壮年期から気を付け、金銭面、趣味、友達づきあいなどに気を配らなければいけませんね。
若いとなかなか老いに対する理解がないものです、とは私の反省の弁です。


*写真と本文は関係ありません。
 ゴールデンウィークに京都貴船の川床に行ったときの写真です。