2013年12月12日木曜日

家電と高齢者

「電話の子機がおかしい」「ラジオが鳴らない」と79歳の母からのここ最近の電話。
先日は「台所の換気扇が壊れた~」
見に行くとひもを引っ張ることによって、通電させ、同時に空気が外に出るように3枚の羽が開くというとても簡単な仕組み。
近所の電気屋さんに聞くと、「部品はもうない。耐用年数は過ぎている。」との常套句らしい。
もう十分働いてもらったとはいえ、こんな簡単な仕組みの部品のために数万円もの出費をするというのは私の人生哲学(大げさ)にはない。( ̄□ ̄;)!!納得いかん。
そこで、メーカーさんに電話すると、部品はほとんどの換気扇に使われている基本的な仕様のもので今でも調達可能だそうだ。
インターネットを見ながら説明を受け、型番を確定させ、部品の発送をお願いすると、送料、代引き手数料などを入れて1,800円。
私でも出来る簡単な取替え作業だった。
私たちにはとても簡単なことでもインターネット環境がない高齢者、情報を集めることが苦手な高齢者には「出費」という大きな代償が待っている。
しっかりしてよーと言いたいが、無理…か…。